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Shopifyで会員専用サイトを作り、顧客との関係性を強化!
2022.03.08 Storyteller

今回はShopifyでの会員専用サイトの制作についてお話したいと思います。

■なぜ、会員専用サイトを作るのか

ECサイトを運営していると「常連客」「リピーター」という「特別な顧客」が頼もしくなる、と思います。
なぜなら、「常連客」や「リピーター」がいることで、安定的な収入を得られて、将来の予測ができるからです。

そんな「常連客」や「リピーター」と長く付き合うためには、「あなたはうちの店(サイト)にとって特別な人です」ということを実感してもらう必要があります。
もちろん、口頭や文章で直接伝えるのではなく、「大切に扱われている」という実感でなければなりません。
実感させることができれば「常連客」や「リピーター」との関係を強固なものにすることができ、安定的な収入を得ることができるようになります。

特別な顧客との関係性を強固なものにするための特別なサービスとは一体どのようなものでしょうか。
それは例えば「おすすめ商品の情報」だったり、「お得なクーポン情報」だったり、「会員限定価格での販売」だったりします。
これらのサービスを受けることで、顧客は「私はこの店(サイト)にとって特別な存在なんだ。だから離れてほしくないんだ」と実感させることができます。

これらのサービスを提供するのにうってつけなのが「会員専用サイト」です。

■Amazonや楽天の会員の取り扱いについて

一般的に「会員専用サイト」とは「IDとパスワード」「アカウント名とパスワード」を入力してログインして利用するサイトのことです。
Amazonや楽天も会員専用サイトです。
楽天は、会員登録のない人でも配送先の住所や名前、電話番号を入力すると、利用することは可能です。
ただ、会員登録をすると、楽天やAmazonの機能を利用することができます。

【Amazon無料会員の機能】
・注文履歴の閲覧
・発送先住所の登録
・支払い方法の管理
・モバイルアプリ
・ポイントが貯まる
など

【楽天無料会員の機能】
・会員ランク別の特典
・注文履歴の閲覧
・発送先住所の登録
・支払い方法の管理
・モバイルアプリ
・ポイントが貯まる
など

これらの機能は会員を「特別な存在として」自覚させ、よりサイトとの距離を縮める役割を持っているといっても過言ではありません。
このように、会員専用サイトを作ることで会員との距離を縮め、長い付き合いを可能にすることができます。

■Shopifyでも会員専用サイトを作ることができる

Shopifyでも会員専用サイトを作ることができます。
Shopifyは会員専用サイト制作用の公式アプリを2021年にリリースしました。
実際は会員専用サイト作成用のアプリとは違い、サブスク用アプリを開発する開発者向けのアプリだったため、理想とは違っていたようです。
そのためShopifyで会員専用サイトを制作するためには、まだサードパーティ製のアプリを利用する必要があります。
会員専用サイトを作るための主なアプリは以下です。

・定期購買
・Bold Subscriptions
・ReCharge

【定期購買の特徴】
・売上向上、運用に必要機能が揃った日本製アプリ
・Shopify JapanアプリアワードにてFast-Growing App Developer of the Yearを受賞
・管理画面も日本語なので分かりやすい
・毎月新機能をリリースしている
・Shopifyエキスパートが徹底サポート。2営業日以内に100%返答
・LINE/Klabiyo等CRMや、ネクストエンジン、オープンロジなどのロジ系アプリ、ポイントやスマレジ、リファラルアプリなど多数のアプリと連携
・ノーコードで設定が可能
・提供元は株式会社ハックルベリー

【Bold Subscriptionsの特徴】
・日本語未対応
・60日間無料体験付
・商品、カート、チェックアウト、顧客アカウント、注文フローなどの機能とシームレスに連動している
・ほとんどの主要な決済システムに対応
・39.99ドル/月
・提供元はBold Commerce社

【ReCharge】
・日本語がなく、すべて英語表記
・連携できる別のアプリが豊富
・Standardプラン 月額60ドル+トランザクションの手数料1%+5セント
・Proプラン 月額300ドル+トランザクション手数料1%+19セント
・提供元はReCharge

これらのアプリを使うことで会員専用サイトを作成することができます。
会員専用サイトを作成するにあたって、意識しておかなければならない点があります。

■CRUD(クラッド)について

CRUD(クラッド)とは、データの「登録(Create)」「参照(Read)」「変更(Update)」「削除(Delete)」の4つの操作の頭文字をとったものです。
会員専用サイトを作るときに、会員情報の操作について考えるときに使います。
例えば会員のどのような情報を登録(Create)させるべきなのか、とか情報確認画面ではどこまで確認(Read)できるようにするべきなのかなどを考えるときに用います。
このCRUDがまとまっていると、制作をスムーズに進めることができます。
詳しくは「CRUD」、「CRUD表」などで調べてみてください。

■まとめ

Shopifyで作成する会員専用サイトについてお話しました。
常連客やリピーターを会員専用サイトに案内することで、関係性を強化し、退会されにくい状況を作ることができるようになります。
もしご興味がありましたら弊社までお問合せくださいませ。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

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