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「makeappli byGMO」をリリース。よりパーソナライズされた購買体験でLTV向上を目指す

2025.06.20 Storyteller

GMOインターネットグループのGMOメイクショップ株式会社は6月19日に「makeappli byGMO」の提供を開始しました。「makeappli byGMO」とは簡単に言うと、自社ECサイトのスマホアプリを作るサービスです。ノーコーディングで更新作業ができるため、誰でも手軽に店舗運営ができるサービスです。

◯サービス提供の背景

簡単に言うとEC市場は拡大傾向にあり、ユーザーのニーズは多様化していますが、人口減少社会により、LTVを向上させていくことが重要になってきた。LTVを向上させるためには、多様化したユーザーのニーズに答える必要があり、そのためにはパーソナライズされた購買体験を提供すること、つまりECサイトアプリの提供を行う必要があった、ということです。

 

◯「makeappli byGMO」のサービス概要

「makeappli byGMO」はECサイトアプリを提供するサービスです。プレミアムプランと、エンタープライズプランがあり、プレミアムプランだと初期費用が30万円~、月額費用が3万円~となっていて、エンタープライズプランだと、初期費用・月額費用は要お問い合わせとなっています。基本機能としては「EC(makeshop)連携」、「クーポン」「ご利用案内」「記事やお知らせ」「プッシュ通知」「外部リンク」「店舗・施設一覧」「イベント」「写真ギャラリー」と充実していて、オプションで「POS・CRM連携」「外部システム連携」「管理画面のセキュリティ強化」「グループチャット」をつけられるようです。

 

◯「グループチャット」や「コミュニティ」の必要性

提供開始の記事の中には、株式会社惣助の事例が上がっていました。これによると「グループチャットやタイムライン機能を活用して、自然にコミュニティを醸成できる点に魅力を感じた」とありました。この点に違和感を覚えました。そもそもECサイトに、ユーザー同士がつながるコミュニティが必要なんでしょうか。返ってユーザーの意図にそぐわない商品が誤って提供された場合などに、炎上になったりしないだろうか、という懸念が先行しました。色々調べた結果、「コミュニティの必要性」は「UGC」にあり、ということでした。UGCとはなにかというと「ユーザー・ジェネレイテッド・コンテンツ」の略で、ユーザーが作るコンテンツのことです。具体的には口コミやレビューなどが該当します。

今の購買行動は「人の事例を見る」▶「共感」▶「自分も試したくなる」▶「購入」の流れになってきています。特に高単価・継続購入型・こだわり性の高い商品では、この「共感を得られる場」の有無がCVR・LTVに直結します。そのため、購入後に「分かる人(同じものを見ている人)」に「購入したことを自慢したい」し、それに「共感」してもらいたい欲求を叶えるためのコミュニティ、というわけです。より多くの「共感」を得るためにはもっと商品を購入する▶LTVが上がるという構図になっています。

そのためECサイト上にコミュニティがある、ということはLTVを伸ばすための有効な手段であると言えます。

とは言え、ただコミュニティを作っただけでは口コミがチラホラ入り、ときにクレームがはいるだけの掲示板と化すだけなので、最初はスタッフがコミュニティに入り、「月ごとのテーマの提示」や「投稿への返信」の必要があります。スタッフが入り込まなければ、コミュニティは盛り上がらないので、少なくとも最初だけは参加したほうが良いでしょう。

◯まとめ

「makeappli byGMO」の登場により、強力なパーソナライズが可能になったmakeshopでのECサイト制作をアライバルクオリティーは行っております。大型アップデートにより、拡張性の高いmakeshopが少しでも気になられたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。>>課題解決・お見積りのお問合せ

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