「makeShop byGMO」の年間流通額がEC構築Saas業界でNo.1になりました。11年連続の快挙ということです。年間流通額は、前年比111%の3055億円で、現在進行中の「次世代EC開発プロジェクト」もあり、今後ますます活躍が期待できます。
⚫コロナ禍→アフターコロナのEC市場の動向
2020年に新型コロナウイルスの感染拡大により、不要不急の外出が制限されてしまったことにより、大幅な市場拡大がありました。特にその影響が大きかったのは「フード・菓子」のジャンルで、「makeShop byGMO」内部でも2019年→2022年の流通額は230%に増加しました。2021年は成長率は2020年ほどではないにせよ、増加傾向となり、物販系のEC市場規模は、前年比108%の13兆2,865億円になりました。
「makeShop byGMO」でもその動向は変わらず、「プレミアムプラン」を新規導入した店舗が2020年は前年度比144%、増加率では、前年比245%と大きく増加しました。2022年末時点の導入店舗数は11,000件以上になっています。
⚫新規導入ショップの売上が流通額増加を牽引
「makeShop byGMO」の流通額を年次で見ると、2019年に導入したショップの流通額は、2020年には4.7倍に成長したようです。同様に2020年に導入したショップの流通額は、2021年には2.4倍、2021年に導入したショップは、2022年には2.7倍になり、導入したショップの多くが、翌年には2倍以上の売上を上げ、それが流通額増加を牽引した、ということでした。
⚫新規導入ショップの1年後の継続率
2020年新規導入ショップの1年後の継続率は、76.6%。2021年新規導入ショップの1年後の継続率は、80.3%。2022年新規導入ショップの1年後の継続率は83.7%と、年々増加しているということでした。継続率向上の理由としては、1年目から売上を獲得し、利益を確保できているショップが増加している、ということでした。
⚫ショップ数の動向
コロナ禍の飲食店や食料品店のEC化が進んだことから、「makeShop byGMO」では、2020年に「フード・菓子」ジャンルが、シェア1位になりました。この傾向は2022年現在でもつづいていて、それまでシェア1位をしめていた「ファッション・ブランド」が2位になり、「生活・文具・インテリア」が3位になっているようです。
⚫「イベント・チケット・サービス」ジャンルの流通額が増加
「イベント・チケット・サービス」ジャンルの流通額は外出自粛などの影響から、2021年には減少傾向でしたが、イベントの再開が行われるようになった2022年の5月から増加に転じ、2022年は前年比152%成長になったようです。マスク着用が推奨されなくなり、新型コロナウイルスも「第五類」に分類されてアフターコロナの気運が高まっている2023年も、同様の傾向になることが予想されます。
⚫円安により「越境EC」導入店舗増加
2022年10月下旬に発生した円の値下がりは、現在も続いています。その影響もあって、「越境EC」の導入店舗が急増しているようです。「makeShop byGMO」でも「海外販売機能」を導入する店舗が月100件ペースで増加し、こちらも流通額増加の一因となっているようです。
⚫まとめ
「次世代EC開発プロジェクト」が着々と進行している「makeShop byGMO」。アフターコロナでも大いに活躍が期待できそうです。
アライバルクオリティーでは「makeShop byGMO」でのEC構築を承っております。もしご興味がございましたら、お気軽にご相談くださいますようお願いいたします。