こんにちは。ディレクターの由井です。
お仕事の中で、色々なWEBサイトを作るお手伝いをさせていただいているのですが、
そのイメージやクオリティーに対して「写真」が大きな役割を担っていることをよく感じています。
今回は、先日大阪で行ったスタジオ撮影の様子を少しだけお伝えします。
おしゃれなローズヒップティーとお化粧品の、キービジュアル撮影&物撮り(ブツ撮り)を行いました。
撮影にも色々なパターンがあるので、何を撮るかによって、必要なセッティングも変わってきます。
また、商品とカメラマンさんがいればOK!?と思われがちですが(そういったケースでの撮影ももちろんありますが)
何をどんなイメージで撮るかによって、必要な人も変わってきます。
ディレクター、アシスタント以外にも、
人物を起用して撮影をする場合には、モデルの他、スタイリスト、ヘアメイク・・・
食べ物を撮る際には、フードコーディネーター・・・などなど。
見えないところで色々な方が関わっている場合があります。
キービジュアルとは
WEBサイトの中心となるイメージ画像のことです。
WEBサイトのトップページなど、一番目立つところに大きく配置されるので、インパクトや、商品が伝えたいイメージを的確に表現することが求められます。
実際のサイトでは、ロゴやキャッチコピー等と組み合わせて作られることが多いですね。
今回は外の光源を利用して撮影したのですが、
日が落ちるとせっかくの爽やかさが損なわれてしまうので、イメージを変えて何カットも取る場合には特に、
時間の管理もとても重要です。
モデル撮影やロケなどには、香盤表(こうばんひょう)=タイムスケジュール表を用意して、
カメラ、照明、モデル、ヘアメイク、衣装チェンジ、天気・・・などの段取りを考えて、効率よく撮影を進める為の準備をします。
物撮り(ブツ撮り)とは
商品撮影のことで、キービジュアルとは違った静物撮影です。
どんな商品かが分かるように鮮明で、かつ商品やパッケージがより良く映るように撮る必要があります。
見た目を伝える為には、商品への光の当て方「=ライティング」がとても重要で、
撮影する商品によっても、また、その商品を、
高級感
さわやかさ
カジュアル・・・
どんな雰囲気で伝えたいかによっても、照明のあて方が違うので、非常に面白いところです。
物撮りは、何十点と多くの商品を撮影するので、サクサク効率良く撮る為の段取りも大事です。
他の商品と組み合わせて後からもう一度撮るケースもあるので、
どれが撮り終わった、終わっていない…といったリストの管理もしていないと、後で困ることになります。
いかがでしたでしょうか。
撮影当日は色んなイレギュラーが発生するので、予定通りに進むとは限らないのですが、
そういった中で偶然生まれるカットなんかもあって、それがオンタイムで作るからこその面白さだと思います。
今回の撮影がどんな風にサイトに活かされるかは、是非お楽しみに。