皆様こんにちは、Arrival QUALITYです。
私たちは日々、お客様の商品やサービスの課題を解決するお手伝いをしています。 マーケティングやデザインの力でそれを行っていきますが、多くの場合がIT関連です。もちろんIT導入補助金が使えますので、補助金の活用と併せ、課題解決へと常にお客様と一緒に考えていきます。
「IT導入補助金を使う?」
費用対効果の高いWEBサイトを作りたい!
社内業務をシステム化したい!
ECショップをおしゃれにしたい!
そのために大いに活用できるのがIT導入補助金です。
今回はこの補助金についての「よくある質問」にお答えします!
目次
1.IT導入補助金とは何ですか?
IT導入補助金とは、中小企業・小規模事業者のIT化を支援する国の補助金です。昨今、事業のデジタル化は様々な経営課題を解決しますから、これを使わない手はありません。
給付額は最大で350万円。大きく分けて「通常枠」「デジタル化基盤導入枠」「セキュリティ対策推進枠」「商流一括インボイス対応類型」と4つの分類があります。ちなみに、ECサイト設計・構築、モール出店構築の場合、デジタル化基盤導入枠を利用します。
予算内ではサイトづくりも贅沢ができないという場合も、補助金を使うことでより多くの効果的なコンテンツを作ることができますね。
2.IT導入補助金でできること
そもそもデジタル化基盤導入枠とは、会計・受発注・決済ソフト・ECショップの開設など、業務や事業のデジタル化、それらを機能させるハードウェアの導入費用等に適用できる枠です。
例えば、自社EC(Shopify、カラーミーショップ、ショップサーブ、Makeshop、フューチャーショップ、EC CUBE等)の開設、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのモール出店等。売上に貢献する各種WEBサイトやコンテンツの制作に適用することができます。オンライン販売を始めたい方、モール出店をご検討されている方は是非一度ご相談ください。
《POINT!》ECリニューアルだけでも使えるIT導入補助金
ECサイトの開設はもとより、古くなったWEBサイトをリニューアルするだけでも、アクセス数UPや売上UPに大きく貢献します。
ECのリニューアルをする場合は、既存サイトに決済方法の追加で申請することが出来ます。
弊社では他にもブランドサイト開設、リクルートページ構築、ランディングページ作成、サイトリニューアル等様々なデジタルコンテンツを担当しています。上記にない案件でもお問い合せいただければ対応させて頂ける場合があります。
事例:
3.補助金申請のためにまず必要なこと
STEP 1 まずは、「gBiz ID」を取得しましょう。
gBiz IDは法人・個人事業主向け共通認証システムで、ひとつのIDで複数の行政サービス窓口にログインできます。
gBiz ID 公式→https://gbiz-id.go.jp/top/
STEP 2 みらデジで経営課題を抽出しましょう。
みらデジでは無料の診断ツールで、事業の課題やデジタル化の状況をチェックした後に適切な相談機関や支援者への相談をサポートしてくれます。 IT導入補助金では、「みらデジ経営チェック」を交付申請前に行っていることが申請要件となっています。 みらデジ公式→https://www.miradigi.go.jp/
STEP 3 「SECURITY ACTION(セキュリティ・アクション)」を宣言しましょう。
こちらも申請要件となっています。中小企業自らが、「情報セキュリティ対策に取り組む」旨を自己宣言する制度で、安全なIT社会のために創設されました。SECURITY ACTION自己宣言サイトで申し込みを行い、手順に従ってロゴマークを取得します。
SECURITY ACTION自己宣言サイト→ https://www.ipa.go.jp/security/security-action/mark/index.html
〜よくある質問6選〜
はい。可能です。1年以上の事業継続をしていて、税納税証明書(法人税もしくは所得税)の提出が可能かどうかが判断基準となります。
【過去にIT導入補助金を交付された経験があります。 申請できますか?】
申請は可能です。ただし過去3年間内に交付を受けている場合、今年度は減点対象となります。また、今年度は1事業者でもデジタル化枠1つと通常枠1つ合計2つ申請が可能ですが、2つ目の申請は減点対象となります。
減点があっても採択されないわけではありません。内容が評価されたり、加点ポイントがあれば十分に可能性があります。 また、同時に申請していても、別の枠であれば減点対象になりません。
国の助成金・補助金との併用はできませんが、補助対象となる事業内容(経費、サービス内容)が異なる場合は申請が可能です。 例)「ECサイトの費用」について別の助成金に申請した場合は、IT導入補助金では申請できません。 地方自治体の出す助成金についてはこれに限りませんので、所在地のある地域の各助成金窓口に問い合わせ、確認してみてください。
例えばこんな助成金:
・北海道新十津川町 中小企業者応援制度
・東京都葛飾区 ホームページ作成費補助
・愛知県小牧市 小牧市中小企業ウェブサイト・ECサイト導入支援補助金
① 記述ミスをしないこと
意外と見落とすところです。 よくあるミスとして、本社(本店)の所在地が履歴事項全部証明書に記載されている内容と異なっている場合があります。 例)履歴事項全部証明書には「渋谷区恵比寿西2丁目17番地8号」と記載されている→申請入力時に「渋谷区恵比寿西2-17−8」と記入。 事務局から再提出を求められます。
② 書類を正しく添付すること
書類の枚数、取得日、内容が合っているか確認しましょう。 履歴事項全部証明書であれば、全枚数添付されているか、確かに3ヶ月以内に取得したものか。納税証明書であれば、国税の法人税もしくは所得税であるかどうかです。
③ ココがポイント!事業内容の書き方
IT導入補助金は他の助成金申請と違い事業計画を何枚も書く必要がないので簡単そうに感じられます。しかし逆に言えば限られた文字数の中で判断・審査されるわけですから、短い文章でいかに伝えられるかがポイントになります。意外と難しいのですが、まずは最低限、下記の内容については必ず記述するようにしましょう。
・事業の現在の課題(適切な課題抽出がされているか) ・IT補助金を使うとどうなるか(現実的・効果的な改善が見据えられているか) ・実際に生産性向上もしくは事業の効率化につながるのか ・導入するITツールがそれに適したものであるか
これらの内容に加えて、前年度までの財務情報との整合性が取れているかが採否の大きな判断材料になると考えられています。
④ココがポイント!申請書はプレゼンテーション
前項で触れたように、短い文章で説明するのは難しいものです。「言語能力が問われるのでは…」と自信を失くしてしまうかもしれませんが、申請書は論文ではありません。 自己紹介であり、プレゼンテーションです。 難しく考えずに、シンプルに行きましょう。いかに事業を知ってもらい良い印象を与えられるか、関わりたいと感じてもらえるか、辻褄が合っているかです。 キャッチーに、不足なく、わかりやすく、端的に!
⑤ココがポイント!加点について
IT補助金では基本的な審査項目のほかに「加点項目」が設けられており、加点条件を満たすことで採択の可能性が高まります。各枠で加点対象が異なりますので、ご自身の事業内容や適用したいものが対象かどうか確認し特筆するのもよいでしょう。また減点項目もありますのでこれにも注意が必要です。 減点項目について
⑥まずは無料でご相談ください!
実のところ採択率の高いIT導入補助金支援事業者とそうでないものがあると思います。 弊社の2022年の採択率は91%。確実に補助金を取りたい、売上を上げるWEBサイトやショップを作りたいという方は、是非一度ご相談ください。あなたの目標に最適なプランのご提案と申請のサポートをさせて頂きます。
ITツール(ソフト)が実際に事業者に導入(購入)されたかどうか、またその判断材料となるものを事務局に報告します。 例)ECサイトの場合、画面キャプチャ、サイトのURL、サイトのスクリーンショット(管理画面、カート画面、商品ページ画面等) また、導入経費を支払ったことを示す振込明細書、通帳の一部コピーの提出が求められています。
【最後に】
補助金申請は大変な作業になりますが、事業やショップの発展に大きく貢献できるものです。気になるところがありましたら、弊社にお気軽にお問い合わせください。 各期に締切があります、お気をつけて!
デジタル情報基盤枠 | 第9次締切分 | 申請期限 | 2023年10月2日(月)17:00 |
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交付決定日 | 2023年11月6日(月)(予定) | ||
第10次締切分 | 申請期限 | 2023年10月16日(月)17:00 | |
交付決定日 | 2023年11月20日(月)(予定) | ||
第11次締切分 | 申請期限 | 2023年10月30日(月)17:00 | |
交付決定日 | 2023年12月4日(月)(予定) |
これ以降のスケジュールは公式サイトをご確認ください