「makeshop byGMO」は2023年の年間流通額を発表しました。過去最高の「3,153億円」に到達したようです。その背景にはどのような事情があるのでしょうか。調査してみました。
■日本企業のDX化が推進
これまでFAXや電話で行われていた受発注業務が、BtoB向けのECサイトや会員サイトで行われるようになったことにより、急速に流通額を伸ばしました。特に医療機関向けの薬品を販売する卸売りサイトや、駐車場サービス券発注サイトなど、カタログやチラシなどのアナログな方法で販売していた業界がECサイトに切り替えたことが大きかったようです。
■円安の影響を受け越境ECが好調
2023年は「海外販売機能」の利用率が大きく成長しました。海外販売額は前年比54%増になり、「海外販売機能」の導入店舗数は前年比64%増になりました。2022年からの円安の影響により、海外での販売価格が低下、需要が高まったことにより、越境ECの好調につながったものと思われます。
■「本・雑誌・コミック」や日本発信のサブカルの影響
「本・雑誌・コミック」の流通取引総額は、前年比37%増の28億円になりました。特に趣味に関する書籍のほかに、教育機関向けの学術書、医学書などの売れ行きが好調のようです。書店の実店舗が減少傾向になっていますが、出版社や書店はECに販路を移し、流通額が拡大していると言うことです。
■日本のサブカルコンテンツの市場拡大
劇場版アニメの好調により市場拡大となっているようです。特に「ONE PIECE」や「すずめの戸締まり」「名探偵コナン」「THE FIRST SLUM DUNK」といった人気IPが最終興行収入が100億円を突破したことにより、サブカルコンテンツが大きく成長したようです。劇場アニメの制作数に関しては高止まり傾向ということでした。
■まとめ
makeshopは現在大型アップデートを行っています。着実にアップデートされていっていて、便利なカートになってきています。アライバルクオリティーでは、makeshopを使ったECサイトの構築を承っております。ご興味ありましたらお気軽にご相談くださいませ。>>課題解決・お見積りのお問合せ