STORY
カントウ農機 株式会社
Direction : Shigeharu Watanabe
Art Direction:Yuki kageyama
Design : Aska Kato
Mark Up : Tomoaki Doteuchi
Programming:Satoshi Yoshida
Producer : Yukichi Kaneoka
依頼背景 :
創業80年を数える小型農機ロータリ分野の国内トップシェア企業をデザインするプロジェクト第1弾。
「農作業をもっと楽しく快適に」という思いをコンセプトに、それぞれユニークなネーミングを拝する小型農機を長年輩出し続けてきたモノづくり企業様のお仕事です。
「お客様にアクセスして貰える」「分かりやすい」という与件に対し、
①:各ステークホルダー毎に向けたコーポレートサイト情報量/質の最適化
②:農機のwikipediaとなるナレッジメディア開発
という2つの施策を実施致しました。
具体的には、
「Helper(ヘルパー)」というカントウ農機様の宣言的な行動指針をグローバルエリア上CI/VIの右横部へ配置し、各ステークホルダーに与えるベネフィットを分かり易く補足。
また製造業系企業Webサイトで多く見られる特徴の一つである、来訪ユーザからの閲覧数が特に高くなる製品関連情報については、IA的側面からグローバルナビやコンテンツエリアで誘導しやすいUI設計を心懸け、初心者とプロユーザ双方に柔軟に対応するべく、検索フローや機能の見直し、アップデートを図り、結果ユーザビリティが大幅に改善され、アクセシビリティ向上を実現しました。
クリエイティブは、明確に設定されたペルソナからブレイク・ダウンしたモデルのキャスティング、各シーンのストーリー、撮影、そしてタグラインとデザインによるキービジュアル制作迄、きめ細かい施策が盛り込まれております。
実際にリニューアル後の前年対比データでは、すべての指標で劇的な改善が見られており、与件のアクセス数やコンバージョン指標であるお問い合わせも増加しました。
◯平均PV:170.5%増加
◯直帰率:30%低下
◯離脱率:29.2%低下
◯平均滞在時間:84秒増加
◯ページ別訪問数:138.2%増加