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Attract Place

CREDITS
Project Manage:Tomoaki Doteuchi
Mark Up:Shinichiro Watanabe
Design:Yuki Kageyama,Kei Toyokura,Sayoko Inoue
Produce:Yukichi Kaneoka

依頼背景:

東京都内で複数のコンビニ店舗を展開されているアトラクトプレイス様より、コーポレートサイトの構築および各種ブランド資産の刷新をご依頼いただきました。きっかけとなったのは、人手不足や人材流動性といった業界全体の課題に直面するなか、あらためて自社の存在意義や働く環境の魅力を、社外だけでなく社内にも伝わるかたちで明文化し、可視化したいという想いでした。

フランチャイズ業態ゆえに、本部のブランドカラーや構造的なガイドラインに沿う必要がある一方で、現場ごとに異なる空気感や価値観が積み重なっているのもまた事実。私たちは、オーナーが日々大切にされている視点や、働く方々が感じる“この場所ならではの心地よさ”をすくい上げ、それらを象徴的に表現することを目指しました。CI開発やWebサイト構築といった制作物の枠を超え、事業の姿勢やブランドとしての在り方をともに紡いでいくプロジェクトとなりました。

 

担当者のコメント:

オーナー様が抱く企業イメージの言語化・視覚化を図るにあたり、まず注目したのは、Attract Place様が長年にわたって本部から高く評価されてきた理由です。業界平均と比べて離職率が低く、勤続年数が長い背景には、職場としての「居心地の良さ」が根付いているのではないかという仮説にたどり着きました。

この「快適さ(Comfy)」というキーワードを核に据え、UXデザインの観点から、採用ターゲットや来訪者に対して自然と温度感が伝わるクリエイティブを構築。Webサイトのキービジュアルには、「Welcome to a comfortable place.」というタグラインをタイポグラフィで配置し、ブランドの姿勢を言葉とデザインの両面から伝えています。

さらに、各店舗の写真はオーナー様の私物であるライカで撮影していただき、モノトーンで統一。背景のグラデーションラインには、前身ブランドであるampmのカラーを取り入れ、企業の記憶と想いをデザインに溶け込ませました。

加えて、23区内の店舗情報は地図上にファミリーマートのブルー&グリーンを用いたオブジェクトで表現し、視認性と遊び心の両立を図っています。24時間営業にふさわしいダークモードも実装し、視覚的な配慮と機能性のバランスを追求しました。

こんな貴社の課題に伴走いたします:

  • 理念や価値観を、言葉とデザインで丁寧に伝えたい
  • 「ブランドのらしさ」を一から形にしたい
  • 企業の文化を魅力的に発信したい​
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