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CREDITS
Direction:Shigeharu Watanabe
Art Direction:Miyu Kudomi
Mark Up:Tomoaki Doteuchi
Produce:Yukichi Kaneoka

ブランド紹介:

世界中からセレクトされた雑貨を直輸入・販売するライフスタイルブランド。インテリアコーディネーター・デザイナーである店主様独自の感性で選ばれたプロダクトは、手仕事やその土地の文化を感じさせる美しくハイクオリティなものばかり。ひとつひとつのアイテムが、住環境を彩るだけでなく、暮らしを人生の一部として楽しんでいく・豊かにしていくためのパーツになるように、という優しい想いが込められています。

 

依頼背景:

母体のCozy.inc社はインテリア商品の販売・空間デザインを中心にBtoBのみでの営業をされていました。この度は販路拡大のため自社ECサイトの新規構築をご相談頂き、ECサイトデザイン・構築、コンテンツデザインをご提案・担当させて頂きました。

商品数が多くないという点が懸念されましたが、今後商品が増えた時点で注目するユーザーが多い状態をつくれるよう、ショップの環境を整備することを現時点の課題としました。

また、商品の販売だけでなく、主な輸入源のポルトガルの文化や商品の背景など、ひとつひとつのモノが持つ魅力も伝えていきたいという想いを実現することも、大切なポイントとなりました。

 

担当者のコメント No.1:

新規公式ショップはモール出店と違い自ら集客をする必要があるため、広告費などがかさみやすいものです。また広告だけでなく検索エンジンにあたることが重要な点になりますが、その受け皿がないことも課題となりました。

商品の詳細や、バイヤーとしての旅のバックグラウンド等を発信したいという想いはブランドの世界観やターゲット層の関心と相性が良く、集客方法として強い魅力になると考え、そこで以下のアプローチを行いました。

①ブログを設置、情報発信の場とし、「更新が増える=アクセス源を増やす」状態に

②アクセス源が増えることで、ユーザーとの接点が増え、ショップへの流入率を向上

③想いを伝える形をつくること、集客課題の解決を同時に実践し、コンバージョンへ

ショップを売り場だけでなく一種のライフスタイルメディアのように運営することで、ファンや潜在顧客を増やし、商品数が増える等、ショップがアップデートされた段階で購入に繋がるよう設計致しました。

 

担当者のコメント No.2:

ブランドそのもののファンをつくるため、明確な世界観をいかに正確にビジュアライズできるかというところがポイントになりました。手仕事、工芸といったキーワードがメインに上がっていたので、背景に温かみのある色や手触りのあるようなテクスチャーを取り入れています。何度も議論を重ねることで、全体のデザインは勿論、写真の配置や動き、ボタン1つまでこだわりました。ご自身で撮影される写真も魅力のひとつですので、そのテイストに馴染み、引き立たせることも大切にしました。

価格が高くても、あるいは送料がかかってでも購入したいと興味を集めるページ構成で、購入に繋がりやすいECサイトを目指しました。サイトトップ上部に入荷情報などの更新情報欄をおくことでサイト流入者がファンが新商品等も見逃しにくい構造になっています。

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