依頼背景：

会津若松市で170年以上の歴史を持つ長門屋様は、GOOD DESIGN賞をはじめとした多くの受賞歴を誇る老舗の和菓子店です。伝統的な品目にとどまらず、発想豊かにデザインされた和菓子はオリジナリティに溢れ、贈り物としても人気を博しています。ブランドサイトのリニューアルにあたり、サイト構造の見直しとブランディングのご相談をいただきました。並行して運用していた公式WEBサイトとECサイトを1つにまとめることでユーザビリティーを改善させ、ブランドの特徴が視覚的に伝わるようデザインのアップデートを行いました。

担当者コメント：

老舗らしさや日本らしさを強調するのではなく、季節感など和菓子のトラディショナルなイメージは守りながら商品のアイデア性など「新しさ」を伝えるデザインを心がけました。 ユーザがはじめに目にするファーストビューのパートでは、視覚的に前者のイメージを印象付け、続く商品説明のエリアでは商品ごとのコンセプトを丁寧に伝えながらも愛らしい和菓子のデザインを第一に見せるインパクト重視のデザインとしています。全体を通して余白を多く取り、情報を最小限にすることでミニマルで現代的な印象を与えます。