Shopifyは2022年から年2回Shopifyの最新情報や機能アップデートを発表する「Shopify Editions」というプログラムを行っています。そこで「Shopify Editions Winter’23」が発表されました。100種類以上の機能アップデートや新機能が発表され、「常にShopify事業者が最先端であり続けることで、他の事業者よりも不公平なまでに優位に立てるように支援する」と表明されたようです。「Built to last」と銘打たれている「Shopify Editions Winter’23」の内容は大きく9つのテーマに分けられ、それぞれのテーマに沿った機能アップデートや新機能がリリースされているようです。

◆コンバージョンを促進する

コンバージョン促進に関して注目したのは、「ワンページチェックアウト」という項目です。こちらは年内にリリースが予定されている、機能ということです。Shopify Editions Winter’23のサイトでは、「入力項目が少ない」「ページ内のコンテンツが少ない」と書いてあり、チェックアウトの際のコンテンツを最小限にし、カゴ落ち防止を目的とした機能が実装となるようです。

次に注目したのは、「ドラッグ＆ドロップ式チェックアウトエディタ」です。チェックアウト時のデザインをコーディングすることなく、ドラッグ＆ドロップで更新することができるため、思った通りのチェックアウト画面を作成することができるようです。コチラの機能はShopify Plusだけの機能のようです。

更に「Shopify Magic」という機能を使うことで、キーワードや特徴を入力すると、文章を自動生成することができるようです。Shopify Editions Winter’23のサイトでは「コンバージョンにつながる、説得力のある、トーンに応じた商品説明を作成できます。」とあります。これなら文章が苦手な人でも、ユーザーフレンドリーな文章を作ることができそうですね。

◆お客様を発掘し、エンゲージメントを促進する

ここで注目した機能は、「AudiencesがGoogleネットワークとPinterestとも連携開始」です。もともと「Shopify Audiences」という機能は、新規顧客を探し出す機能のようですが、それがPinterestや、Google広告ネットワークと連携し、ストア固有のオーディエンスを自動的に作成や編集することができるようになったようです。Shopifyは以前Google広告とも連携していましたので、Googleとの相性はバッチリのようです。

それから、「GoogleのP-MAX」という項目も注目です。「GoogleのP-MAX」にも無料で広告配信することができるようになったということです。他にも細かい機能で100種類以上のアップデートや新機能が追加になっているので、今後のShopifyにも注目です。

◆「プラスシッピング」に「チルドゆうパック」が対応

「プラスシッピング」は昨年10月から日本郵便とShopifyが開始した、配送料の低価格化を実現したサービスです。Shopifyユーザーのコストを最大51％削減することができます。Shopifyは冷蔵商品の販売に弱点がありましたが、これにより「チルドゆうパック」で配送できるものは対応できるようになりました。

◆まとめ

Shopifyのアップデートについて、いくつかお話させていただきました。目覚ましい進歩を続けるShopifyに今後も目が離せませんね。アライバルクオリティーではそんなShopifyでのECサイト構築を承っております。Shopifyについて詳しいスタッフもおりますので、どんなことでもお気軽にご相談くださいませ。どうぞ、よろしくお願いいたします。