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アイデアを量産したいなら試してみたいマンダラート発想法
2016.11.15 大前貴志

ディレクターの大前です。

平日はディレクター、休日は趣味の野球で汗を流しています。

 

2016年プロ野球は、北海道日本ハムファイターズの日本一で幕を閉じましたね。

逆転に次ぐ逆転で見ごたえがある日本シリーズでした。

 

シーズン通して最も注目され、優勝の立役者となったのは、やはり“二刀流”大谷翔平でしょう。
2016年9月13日には、日本最速の164km/hも記録しています。

 

大谷選手の高校時代からの凄さは、テレビでもよく取り上げられていますが
高校時代に立てた目標設定が興味深い。マンダラートを使っています。

 

マンダラートとは、発想法の一種であり、1987年にデザイナーの今泉浩晃さんによって考案されました。

3×3の9マスの中心にメインテーマを入れ、周囲の8マスにメインテーマに関連するワードを書き込みます。
それを繰り返すことで、多方面の多彩な案を出すことができます。

 

大谷選手は、目標達成のためにマンダラートを使っています。「8球団からドラフト1位指名」の目標を立て、

それに必要だと思う8項目を上げ、さらにその8項目を達成するために必要な項目をそれぞれ上げだしています。

 

ootani2

「8球団からドラフト1位指名」の目標を達成するには、「160km/hのスピード」が必要。

「160km/hのスピード」を出すには、「体重増加」「肩周りの強化」などが必要といったように、やるべきことを明確にしています。

 

 

 

上に述べたようにマンダラートは、発想法の一種です。
アイディアを膨らませるために利用するのは効果的です。

 

例えば、「京都でカフェ」を開くのに、どのようなカフェにしようかと考えたとき
マンダラートを使うと下図のようなマトリックスができました。

 

kyoto

 

もちろん、現実的には可能不可能や、実際に取り組まれているカフェもあります。

しかし、マンダラートでは、思いつくものをどんどん入れていきましょう。

アイデアを増やすことが目的ですから。

 

アライバルクオリティーでカフェを出すと、どのようなカフェが提供できるか。

「取引先の商品を使った料理」を出すカフェ・・・などできるかもしれませんね。

 

仕事のアイデア出しに、来年の目標設定にマンダラートを使ってはいかがですか。

 

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