日頃より、様々なデザイン領域でクライアントワークを行う当社では、
ワイヤーフレームやデザインのモックアップなど、プロトタイピングをアウトプットする連続です。
そんなシーンに最適なツールとして、社内ではAdobeXDユーザが少しずつ増えてまいりました。
そこで今回は社内の勉強会として、Adobe XDを用いたトレーニングを開催しました。
昨年末のAdobe MAXでも注目を浴びたXDは、webサイトや、モバイルアプリなどのデザインに適した、
オールインワンのUX/UIソリューションです。
これ一つでデザイン、プロトタイプ、共有、すべてのことが可能になります。
今回のトレーニングではセミナーとワークショップというような二部構成で行い、
前半ではAdobe XDの有識者による講演を行い、基本から応用までの操作方法や便利機能の紹介を参加者全員で聴講しました。
後半のワークショップは2人1組でチームを組み、
各チームごとに考案した企画案のプロトタイプをAdobe XDでアウトプットしていくことを実施しました。
ワークショップでは2時間という限られた時間内で作業をするといった内容で、
私達のチームは1時間企画、1時間プレゼン資料作成に設定しました。
デザイン、プロトタイピング、共有、すべてのことがスムーズに行えるXDだからこそ、
短時間で目的を達成するという体験することが出来ました。
作業時間の短縮=企画という最重要でクリエーティブな時間の最大化を意味します。
他チームの企画書もイメージがしやすく、誰でも使いやすいXDの操作性もあって、
短い時間ながら、どれも質の高いアウトプットが多かった印象です。
当日は、サプライズで美味しい水炊き鍋のふるまいがあったり、
お菓子を頬張りながら、ワイワイ和やかな雰囲気で進行していきました。
最優秀賞は3分間のプレゼンテーションの結果、
見事、私たち渡部&青木ペアの ❝ 日本体験温泉ツアー企画 ❞ が選出されました。
二人とも初めてのXD体験でしたが、easy で geniusなXDのチカラを借り、
簡単に作成出来た企画書を当日の審査員の方々に高く評価して頂きました。
トレーニングではセミナーを通じたAdobe XDの理解は勿論ですが、
ワークショップでは企画、設計、デザインなどをじっくりと考えることが出来るとても良い機会となりました。
実際にPowerPointやKeynoteを使用していた時と比べ、
図形作成や文字サイズの変更、特にリピートグリッドを使用しての複製など、
作業プロセス自体の大幅な短縮には、参加メンバー皆が驚きでした。
今後は社内エバンジェリストとしてもツール利用シーンの創出・促進を図り、
クリエーティブとワークライフバランスの向上をAdobeXDを用いて実現したいと思います。
(共有機能を使ったシームレスな情報の共有・拡散と、プロジェクトの高速化・無駄の削減など。)
チーム内外問わず、今後も様々なプロトタイピング機能を駆使したXD導入を積極的に発信し、
もっと多くの人がXDに触れる機会を増やせればと思います。