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makeshopの最近の動向について
2023.10.26 Storyteller

makeshopは現在大掛かりなアップデートを実施しています。

個々のパーツのアップデートを行い、「テセウスの船」のように、ユーザーが「気づいたらアップデートが完了していた」といったような体験を目指し、進行中となっています。そんなmakeshopの最近の動向を調査しました。

その1.アプリストアのオープン

makeshopは8/31にアプリストアをオープンしました。これはmakeshop上で仕様できるアプリで、Shopifyアプリと同様の位置づけとしても良いかもしれません。ただ、Shopifyとの大きな違いは、国産のショッピングカートで、国産のアプリが使える、ということです。それがどれだけ安心で、どれだけ便利なものか、ということは想像に難くないと思います。すでに、48個のアプリがアプリストア上に公開されていて、今後は、便利なアプリが増えるということです。makeshopは2025年までに100個のアプリをストアに公開するということです。

その2.四国で生成AIによる対話側コマースを利用した高齢者の買い物支援実験を開始

香川県坂出市で、ChatGPTのAPIを搭載した音声対話型のオンラインショッピングシステムの実験を11月から開始します。生成AIをインストールしたタブレットを使い、ユーザーはタブレットに話しかけるだけで、地元商店のECサイトで発注、自宅で商品を受けて取ることができるというサービスの実験運用を開始します。AIはユーザーの話を聞くことで、商品のレコメンドをうけることができ、日々の生活に必要な食材などの注文ができます。通常、タブレット端末の操作には、「どこをタップしたらどうなるのか?」といった不安や「一回行った操作が取り消せないのでは?」といった不安がつきものです。話しかけるだけで、商品発注までできるということは、端末操作が苦手な高齢者にとっては大きなメリットです。

地方は高齢化により、いわゆる「買い物弱者」の割合が増加の傾向にあり、坂出市の玉越町では61.1%が高齢者で、深刻な問題になっています。買い物ができない人が増えることで、地元の商店も活気が失われていくという負のスパイラルが起こっています。

このような背景から、GMOメイクショップは地元の活性化に取り組むKBNとともに、当実験の検討を開始、坂出市と坂出商工会議所の協力のもと、実験開始となりました。この実験は玉越町の高齢者世帯を対象に11月から3ヶ月間行われる模様。配送手段に関しても、地元のタクシー会社との連携を検討する、といった、地域事業のシェアリングエコノミーを目指す、ということです。WEBからの地元密着の実験がどのような結果を生み出すのか、とても楽しみですね。

その3.ChatGPTで商品説明文を生成。「AIアシスト機能」の実装

7/13にChatGPT APIを活用した商品説明文の生成機能を実装しました。これは新管理画面の商品登録・・編集画面に実装されました。商品名と必要なキーワードを入力するだけで商品説明文をAIが生成するというものです。AIが生成した商品説明文は、読みやすい文字量として400文字程度の生成結果になるように設定されているようです。ただChatGPTの文章に関しては、商品にかける思いだったり、商品の魅力というもののいわゆる「熱量」がない文面になるため、あくまでベースとして利用、加筆・修正を行ってアップする、といった校正の作業は必要になってくるのではないかと思います。他にもAIを活用ししたオプションとして、「商品レコメンド機能」がバージョンアップしているようです。

■まとめ

大きなアップデートにより、今や国内でも指折りのショッピングカートになりつつあるmakeshop。今後も大きなアップデートが控えており、ますます目が離せないですね。アライバルクオリティーでは、makeshopを使ったECサイトの構築を承っております。補助金を使ったプランなどもご提示させていただいておりますので、是非一度お気軽にご相談くださいませ。どうぞ、よろしくお願いいたします。

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